最近のお気に入り週末トレーニングはデュアスロン。
ロードバイクとランニングは使う筋肉が大きく違うので
クロストレーニングの効果は限定的との見方をされることがありますが、
ことバイクのヒルクライムとトレイルランニングになるとその様子は一変します。
まずはどんなにゆるい坂道でも登りは登り。
大したスピードを出さなくともどちらも心臓に大きな負荷がかかり、
山を登れば登るほど心筋は全身に血液を送るために必死に働きます。
いわば心臓の筋トレ。
次第に血流量が増えることで、代謝が向上し、冷却効果もアップしていきます。
次に使う筋肉。
力強く自分の体を持ち上げるためには太ももの前側、ハムストリング、ふくらはぎと
大きな筋肉が連携する必要がありますが、ヒルクライムと、ランでの登りの動作では、
これがとても似ています。
そしてバイクでは関節に衝撃が加わらないためにスムーズな動きを体に経験させることができ、
逆にランではその衝撃をもって足腰の骨密度を向上させることができます。
体の剛性は定期的に鍛えておかないとすぐにスカスカになるので、その手段としてランは優秀です。
それでは今日のライド。
まずはバイクパート。週末なので朝食を摂ってから消化されるまで待ち、ゆっくり目に出かけました。
前半は奥山TTから入り、水間峠、布目ダムと走るヒルクライム、
後半は柳生へ抜けてから笠置へ降り、木津川沿いに帰ってくる高速コースです。
奥山TTは何度も走り込んでいるホームコースなので
最近は自己ベストを更新するにもかなり気合が必要です。
正直、ここを走る前には憂鬱な気分にすらなります。
ああ、またあのゲー吐きそうになるまで追い込むのか。。。と。
そんな気分でいても、TTスタート地点の交差点通過からは、やはり気合が入ります。
よっしゃぁぁ、いったるでーーーー!
序盤の住宅街を抜け、お、今日は結構足回るやん!っと思ったところで
前方の感応式信号が赤です。。。
TTコース上唯一の信号、ほぼ100%青信号の場所が赤。
ただ落とすよりも、上げて落とす方が何倍もダメージが大きく
上がったテンションが一気に下がってしまいました(´・ω・` )
一瞬スタートをやり直そうかと思いましたが、
気を取り直してそのまま走り、結果は18分48秒。
自己ベストまで9秒届かず。
ゴールのバス停を過ぎた先にある退避所で呼吸を整え、
なんとも言えない気分のまま、次はその先の水間峠へ上がりました。
ここで気分はすっかりTTモードから抜けきっていたので、
今日は重めに回して筋トレデーにしようと思い、
アウターに入れ、ペダリングに注意しながらじっくり回して行きました。
トンネル前もスパートはせず、最後まで一定負荷で走り、
結果は自己ベスト更新!
あれ?そんなに速く回したつもりじゃなかったのに!?
と、逆に拍子抜けしてしまいましたが、自己ベスト更新は素直に嬉しい!
布目ダムでは山の神様にお参りして、
当面の安全祈願をしておきました。

いつもビールがお供えされていますが、
誰が置いて、どこへ消えていくのか不思議です。
ここからは柳生へ抜け、笠置へ降りて走るだけ。
最後まで気を抜かずに走りきって、バイクパートは終了。
自宅へ戻り軽い補給とトランジションを済ませ、
足が回復モードへ入る前にランパートスタート。
うぅ。。
バイクパートで重めに踏んで走ったので、
ランパートの出だしから足が重い。。。
すでに太ももの前側がぱっつんぱっつんです。
若草山遊歩道に入って斜度が上がると、より一層足が重く感じましたが、
これも筋トレや!と自分に言い聞かせながら登りました。
限界まで追い込んだ後に筋肥大が待っとるんや〜。(>_<)
そして山頂まで刻むような足取りで登ると、ここでも大勢の人が山を楽しんでいました。

人も鹿もそれぞれのペースで山を楽しんでいていい感じです。
ちなみに山頂と書きましたが、ルート上の山頂はここではありません。
この先も1kmほどの登りが続き、一旦下って、最後に激坂が待っています。
距離こそ短いものの、疲弊した足にはかなりの刺激です。
ここさえ越えたら後は快適な下りのみなので、そのシーンを思い浮かべながら
しっかりと足をかけて登ります。
そして山頂を目前にし、ペースを上げながら流れる汗を手で拭うと
塩のジョリジョリとした感触が伝わってきますが
今日もいっぱい汗かいた!と思うと少し嬉しい気持ちになります。
そこから下り区間へ入ると、後は県庁前まで快調ペースで走ってゴール!
県庁7で調整豆乳とチキンを補給して練習終了です。
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