2016/12/12

奈良マラソン2016を振り返って。

いやー。奈良マラソンはやっぱりキツイですね。
毎回コース設定がちょっと頭おかしいんちゃうかと思いますが、
そのキツイのがだんだんクセになる感じで、ついついエントリーしてしまいます。
うちからスタート地点まで1kmほどというのが一番のエントリー理由ですが(=゚ω゚)ノ

口でキツイと言ってもどれくらいキツイのかわかりにくいので、
今回のSTRAVAログをドン。

奈良マラソン高低表

前半の7kmを過ぎるともう山シカない!累積標高は410m程となり、ちょっとした登山です。
そして25km地点が天理市での折り返しですが、その両脇に立ちはだかる壁!
行きはジェットコースターのような斜面で前ももの筋力が奪われ、
天理市内のアップダウンで地味に足を削られた後、
帰りは斜度8〜9%の坂を登らなければなりません。

今回は心拍ゾーンで強度の目安を決めておいたので
登りでは思いきってペースを落とすことができましたが、
これ、突っ込んでたら終わってた。。。

この天理の山越えをした後も小さ目のアップダウンがゴールまで続き、
数多のランナーの心をポッキリ折りにかかってきます。
今回も、道路脇で医療スタッフに救護されているランナーや、
倒れ込むランナー、足つりで苦しそうなランナーを大勢見かけました。

とまあ、そんなマゾい奈良マラソンを、今回はどう走ったのか
忘れないうちに書き残しておこうと思います。

スタート前
待機列の整列時間ギリギリまでトイレに繰り返し並んで軽量化x1と小x3に成功。
そんな頻繁におしっこでねーよと思われるかもしれませんが、
精神統一(//>ω<)して集中することで意識的にできるようになりました。
これのおかげか、1ヶ月に及ぶカフェインカットの成果か、
競技中どころか、家に帰るまで一度もトイレに行かずに済みました。
例年だと競技中に3、4回はトイレロスがあったので、大きな進歩です。

スタート〜奈良市街地
序盤は超団子状態で進んでいくので、バラけるまでは我慢のペースで淡々と走りました。
が、ここでもう足に異変が。この1年なったことのないシンスプリントで左スネが痛い。。。
幸いにもペースは落ち着いていたので、そのまま5kmほどで痛みは消えて行きました。

折り返してからは、応援に来てくれている職場の同僚から声援をもらって少しリラックス。
朝からやたらドキドキしていた心拍も落ち着きを取り戻したように感じました。

10km通過〜ハーフ
10kmを56分で通過。直前の登りを淡々と刻んで想定通りのタイムで通過できました。
緩やかな下り基調に入ってからはややペースが上がり、5:20/kmで快走。
心拍は想定ゾーン内で安定していたのでそのままゴー。

そして13km地点では自転車仲間のsenさんが私設エイドを出して応援してくれていました。
senさんと言えば、ヒルクライム大台ヶ原のビデオでもナイス笑顔で登場していますが、
エイドでも笑顔で特大の声援をもらい、これが大きな力となりました.゚+.(・∀・)゚+.
やっぱり自分の名前の声援があると、めっちゃ嬉しいですね(〃▽〃)

ここからは、声援の力で天理へ向かっての登りに入っていきますが、
ふと前を見るとサブ4のペースランナーが100mほど先に見えました。
おおお、グロスで走っているペースランナーが目の前に!
これは何としても付いて行きたい!
と思い、追走を開始しましたが差は全く詰まらず。
登りに入った途端に視界から消えてしまいました。:(´◦ω◦`):

すげーよ。ペースランナー。完璧な仕事っぷりだよ。

この時、次なるペーサーを発見!
100km Finisherとプリントされたランシャツを着た女性ランナーが
ほぼ同じようなペースで走っていたので目標にしました。
が、エイドでバナナを食べてる間に見失いました。:(´◦ω◦`):

すげーよ。100km Finisher。安定の走力だよ。

この辺りから本格的な登りに入ったので、あとは心拍ベースで刻んで淡々と登りました。
ゾーンキープしていると、登りでどんどん抜かれて行きましたが、
後でほとんど抜き返せたので、心拍ベースで走るメリットを大きく実感できました。

刻みに刻んで20km地点を1時間53分で通過。
ここも予想通りのタイムで通過できて一安心しましたが、
ハーフの通過タイムはグロスで2時間1分と、グロスでサブ4を狙うには厳しいタイムとなりました。

天理in天理out
天理へ入るまでのジェットコースターでは、
若草山で下りの練習をした成果もあり、前ももへのダメージを最小限に抑えることに成功。
具体的には、歩幅を抑え、フラット接地を意識し、素早く引く。これだけですが
「ドスドス」とした走りにならず、練習しておいてよかったと思いました。

天理市内ではまたしても登り。
ゆる〜く見えますが、ここまで走ってきた足には地味にキツク感じます。
25km地点で予定通りにPIT INを摂取し、ひたすら走り続け、
天理大学では例年通りぜんざいの振る舞いをやっていましたが、
今回は目標タイムに対して、全く余裕がなかったのでスルー。

この辺りで、HAKOGAKUジャージで走っている人と抜きつ抜かれつしている内に帰路の劇坂へ突入。
ここでも心拍ゾーンをキープする為に、ほとんど歩くようなスピードにまで落として気分はハイキング。
なぜかヒルクライム大台ヶ原の激坂区間を思い出し、あれよりはマシやろ。。。とひたすら我慢の登山でした。

沿道から「ハコガク頑張れー!」の声援が飛びますが、ふと目をやるとかなり高齢の渋いおじさん。
「おっちゃん、、、絶対知らんやろ」と思いましたが、
コスプレや、名前入りゼッケンをつけていると、こうして沿道から直接声援が飛ぶのが楽しいです。
そして、ハコガク男子とはその後も競り合いながら天理を後にしました。

30km地点〜ゴールまで
素麺エイドではエアサロだけ振ってもらい、素麺はスルー。
毎年おいしい素麺を大量に振舞っているので、今回も食べたかったのですが、やむなし。
そして我慢の登りからの30km通過タイムは2時間51分。予想タイムから1分落ちとなり、
この辺りから残りタイムが気になり出しました。

山を抜けたところから少しピッチを上げ、
ここまで練習を重ねてきた事を思い出しながら、心拍ゾーンのリミッター解除!
周りの人たちもサブ4狙いなのか、一気に高速レースの展開に。
疲労が溜まった足はずっしり重く感じましたが、大丈夫!痛くないから走れる!と
自分自身に言い聞かせながら、大きなフォームを意識して走りました。

ふと気がつくとミニーちゃんのコスプレランナーが同じように爆走していたのでペースの目標にしました。
ペースは自分よりも少し速いくらいで、少しでも気を緩めるとグイグイ離されていくので
終盤まで引っ張られるようにして走れました。

ありがとう。ミニーちゃん。ナイスラン!

そのままペースを上げながら35km通過時に最後のPIT INを摂取。
これだけカフェイン入りで栄養ドリンク味。
今にして思えば、ゴールまで集中力を切らさずに、諦めずに走り切れたのはこれのおかげかもしれません。

そして36km地点で、まさかのsenさん再び!
沿道からの大きな声援で、背中をグイっと押されたような気分でした。
仲間がいると本当に心強い。ありがとうsenさん!
そこからのアップダウンの連続もハムストリングを使う事を意識して
ペースを落とさず走り抜ける事が出来ました。

奈良市街地へ戻り、県庁前のコーナーを抜ける辺りではこの日のベストラップ4:57/kmを記録し
ネガティブスプリット炸裂。心拍はレッドゾーンに突入していましたが、不思議と苦しさはありませんでした。

そのままラスト坂も一気に駆け上がり、競技場に入った辺りで時計を確認すると3時間59分10秒。
残りの距離からも4時間を越えるのは確実でしたが、ここで足を緩めると負癖がつくような気がしたので
最後までベストを尽くして走り続けてゴール!

後から確認するとここで最高心拍192を記録していました。
今まで心拍数計算機で年齢から算出した178を最高心拍に設定していましたが、
めっちゃ増えた事でもう少し強度を上げて練習に取り組めそうです。

ちなみに、最高心拍192を元に年齢を逆算するとなんと22歳。
めちゃめちゃ若返りました(笑)

ゴール後はコースに向かって振り返ってお辞儀をし、今シーズンを締めくくりました。
結果は目標のサブ4には届きませんでしたが、2年前の記録からは21分強の更新となり、
確実に成長している事を実感できたのが救いでした。

ここで一気に集中力が切れ、歩くのもままならないほどの状態に。
フィニッシャーメダルと特大バスタオル、VAAMウォーター、バナナを受け取ったところで
ふくらはぎが痙攣を始めたので端の方に寄って座り込むと、しばらく立ち上がることができませんでした。
もう何をするにも「グウウゥ、ングぁ」と変な声が漏れるような状態で、よく最後まで走れたなと思います。

ゴール後
どれくらい座り込んでいたのか、、体も冷え始めたので立ち上がろうとしましたが、
両足とも少しでも力を入れるとふくらはぎが攣りそうな状態になっていました。_(:□ 」∠)_

痛みに耐えながら両手で地面を押して体を起こし、
ソロソロと側溝の中へ足を落として椅子に座るような体勢を作り、
そこからやっと立ち上がることができました。

そのまま一歩ずつゆっくり歩き、まずは記録証の発行へ。
発行はスムーズに行われ、記録はストップウオッチとのズレもなく、
何度見ても4時間29秒。これが今の実力の証明。

次に階段にしがみつくようにして着替えを済ませ、
後は何か体を回復させるものを。。。と
エキスポのフードブースまでヨロヨロのまま行ってみるものの、
食べ物の匂いが気持ち悪い。。。
体が固形物を拒否っていました。

と、ここでSAVASのブースでプロテイン試飲の神采配キター!
さっぱりした飲み口で、食べ物を拒否っている体にもすっと入っていきました。
ありがとう!SAVAS!神ってる!

その後も企業ブースで水を頂きーの、何週間ぶりかのコーヒーを頂きーのして
足も何とか階段を登れるほどまでに回復していきました。

思い返してみると、レース中の給水が少なすぎて体内の水分バランスが崩れ、
ミネラル不足に陥っていたように思います。

そのまましばらく休憩しながらステージイベントを見ていると
公園友達の吉田さんキター!
ランナーズアップデートを見ながら応援して頂いていたようで
激励&お疲れの言葉をたくさんかけてもらいました。

コースが閉鎖された頃には気分もスッキリと回復してきたので
後はゆっくり歩いて帰りました。
家まで続く登り坂を。゚(゚´Д`゚)゚。

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コメント

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No title

あらためまして奈良マラソン2016おつかれさまでした~!
29秒!あと29秒~~~!!!
奈良マラソンのコースおかしいんですよ、平地マラソンなら余裕でサブ4です。
しかし36km地点でサブ4ペーサーと5分ほど差があったと思うんですがあそこからよくペース上げはりましたねえ。
ネガティブスプリットで、ってのはよく聞きますけど実際にできるのはすげーっす!心拍ペースコントロールのおかげ?

累積標高400m以上!

 初コメです。
 奈良マラソンお疲れ様でした。コース図見て仰天。
あ、これ菜の花マラソンくらいキツイコースなんだ、と
身の引き締まる思いで読ませて頂きました。
 レポ見させてもらった感想は、ギリギリまで力を
振り絞ったいいレースが出来たみたいですね。
ナイスランでした(*^▽^*)
最後の追い込みは凄いと思います!

コメントありがとうございます(^^)

>senさん
当日は応援ありがとうございました!ザクさんも言われていましたが仲間がいると本当に勝負どころで勇気付けられますね(^^)
あと、ネガティブスプリットについては別記事で書こうと思っていたんですが、以前お借りした「非常識マラソンマネジメント」が大いに役立ちました。直前までの徹底的な足の温存から、補給食で脳を騙すあたりがバッチリはまった感じです。何でも試してみるものですね。

>kpinkcatさん
初コメありがとうございます!だらだらとした長文になってしまいましたが、読んで頂き嬉しいです(^^)
菜の花マラソンの方を知らなかったので検索してみると、、、なるほど、これは登山だわと笑いました。最近はこんな走りごたえのあるコースを見ると、楽しそうやな〜と思えるようになってきたので、マラソンジャンキーの仲間入りしてきたかもしれません。。。
景色も見応えたっぷりな感じなので、縁があれば走りに行ってみたいです。
最後の追い込みは自分でも信じられないくらいスパッとはまった走りが出来たと思います。この経験をバネにして来年こそは気持ち良くサブ4達成したいと思います。

こんにちは、途中で競っていた箱学の者です。お疲れ様でした。
奈良は厳しいコースですが、個性豊かな声援とアットホームなボランティアの皆様のおかげで毎回出たくなる大会ですね。終わったばかりですがもう来年が楽しみです^^;
箱学ジャージのおかげで多くの声援をもらうことができて、普段以上にがんばることができたと思います。年配の方は箱根から遠征してきたと思ったかもしれません(笑)
来年はぜひ総北で出場してください!一緒にサブ4達成しましょう!

Re: タイトルなし

箱学さんこんばんは。コメントありがとうございました。
あの万単位のランナーが走る中からこうしてコメントを頂けるとは夢にも思ってもみなかったのでめちゃめちゃビックリしました。奈良のコースが楽しく感じるのはやはりヒルクライマーのサガでしょうか?走る後ろ姿も山岳のようで、走りながら似てるな〜って思っていました。今回はサブ4ならずでしたが、来年こそは達成したいですね!どこかに総北ジャージないかな。。。(笑